洋型墓石施工例

岐阜市の共同墓地で施工した洋型墓石です。
以前、当店でお世話になったお客様からのご紹介でご来店いただきました。ご来店当初から洋型墓石での建墓をお考えでした。展示品をご覧いただき、ご要望により展示品の形を一部修正した墓石の図面とお見積りを作成する運びとなりました。

墓地の確認

ご来店いただき、お帰りの際にお時間いただけましたので墓地の確認をいたしました。事前に巻き石工事をされた状態でしたので、採寸し、墓域に収まるようにご提案図面とお見積りを作成いたします。

ご提案図面

こちらはご提案した図面の一部です。打ち合わせの際に、形を変えた洋型墓石を2種類と、石材は展示品やサンプル石を参考に3種類お選びいただいており、それぞれご提案した中からこちらのデザインをお選びいただきました。

墓石工事

地盤転圧後に四ツ石や板石を据え付けていきます。手前の板石が白っぽく見えるのは、足元が滑りにくいように、バーナー加工を施しているからです。
四ツ石部分を上から撮った写真です。接合部は金具やコーキング接着を施しています。お墓には「ご遺骨を土に還す」役割もありますので、中は土の状態です。この日の作業はここまでにして、コンクリートやコーキングが固まるまで数日間養生いたします。
後日、台石などの施工を行います。こちらは石の接地部分を拡大した写真です。接地部分には「震度7級対応」の耐震パッドを使用しています。
前置き石も固定できる部分はコーキング接着いたします。
骨穴の写真です。台石の高さが低いため、四ツ石部分も加工して骨穴を広げ、納骨し易いようにしています。
完成写真。両端にあるのは提灯立てです。ローソク立ては開閉式になっており、風の強い日でも消えにくい構造になっています。周囲を板石施工することで高級感があり除草の心配もありません。